Docker を利用しているとコンテナーを削除する場面が往々にして出てくるため、備忘のためにメモしておきます。コンテナーを消す操作内容であるため、利用する方は操作内容を理解したうえで自己責任で実施ください。
目次
Docker コンテナーをまとめて停止する
docker stop $(docker ps -q)
Docker コンテナーをまとめて削除する
docker rm $(docker ps -q -a)
Docker イメージをまとめて削除する
イメージの状態や依存関係によっては一気に消えません。残った場合は個別に削除してください。
docker rmi $(docker images -q)
Docker の未使用ネットワークをまとめて削除する
このコマンドは、どのコンテナーからも参照されていない未使用ネットワークを全て削除します。
docker network prune
以下のコマンドもコンテナーに接続されていないネットワークを削除します。
docker network rm $(docker network ls -q)
config.json (環境変数等のプロパティ情報)を削除する
この操作は config.json ファイルの内容を理解したうえで実施ください。
バックアップする場合
mv ~/.docker/config.json ~/.docker/config.json.org.`date "+%Y%m%d_%H%M%S"`
date "+%Y%m%d_%H%M%S"
は、date コマンドを利用してファイル名の末尾に日付(年月日_時間)を付けるために利用しています。
config.json ファイルを削除する場合
rm ~/.docker/config.json